株式会社小倉縞縞
業種 | |
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住所 | 803-0814 福岡県北九州市小倉北区大手町3-1-107 |
電話番号 | 093-561-0700 |
HP | http://shima-shima.jp/ |
事業内容 | 小倉織製造・販売 繊維製品 デザイン企画・製造・販売 インテリア デザイン企画・プロデュース プロダクトデザイン |
ものづくりへの思い | 江戸時代から昭和の初めにかけて豊前小倉の地で作られてきた「小倉織」は、元々は武士の袴や帯として織られていました。小笠原藩士の婦女子が中心となって、綿を栽培し、糸を紡ぎ、織った布は特産品として全国で珍重されていました。たて糸がよこ糸の3倍で織られるため、丈夫でしなやかであり、独特な立体感のある縞柄が表現できることを特徴としていました。明治時代には文明開化の波のなかで、袴の特徴を引き継ぎ、男子学生の夏の制服として、霜降りと呼ばれるグレー無地の小倉織を製造、小倉木綿、小倉服の名で全国に広がりました。あまりに人気があって製造に追いつかず、備中小倉、土佐小倉など各地で小倉織に似たものが製造されることとなりました。約300年以上続いた小倉織でしたが、戦時下の昭和初期に一旦途絶えてしまいました。それから数十年後、染織家 築城則子氏が、1984年に復元し、現代の布として再生しました。 当社がその伝統ある小倉織の特徴を継承し、丈夫で美しいたて縞を活かしながら、新しい時代の小倉織として誕生させたブランドが「小倉縞縞 KOKURA SHIMA SHIMA」です。当社では、伝統の綿織物を機械化し、小倉織ならではの特徴を残しつつ現代のニーズにあったデザイン開発と量産体制に取り組んでいます。 |